療養するようにいきていきたい

体調を崩した。

今日は幸い休日なので気兼ねなく横になっている。

仕事から帰ってきて寝込む用意をし、眠り続け、早朝に目が覚めた。

カーテンを開けず、薄明るい部屋の中で外を走り出す車の音が増えていくのを聞き、近隣住民の出かけていく音を聞いていると心が安らぐ。

本当に〝休めている〟と感じられる。


昔から体調を崩すほうで、学生時代も保健室のお世話になることがあった。

保健室のあの静かで、布で囲われたベッドで、清潔そうだけど馴染みのない毛布やシーツ、枕で休むことはけっこう好きだった。

私の体調不良は寝不足と密接みたいで、こういう時は深く眠れる。

最近、病院に行くと点滴を打たれることが続いているが、眠ると針がずれるし寝ない方がいいんだけど熟睡してしまう。

ああいう、弱っていていい場所に居るとよく眠れる。


本当に具合が悪い時はそれどころじゃないけど、自分で自分の世話ができる程度に回復して、念のため安静にしている時くらいの感じは好き。


大事をとってなるべく横になっているだけで、あれやろう!と思い立つような活気は無いけど頭は働いてて、

飲みたい物を飲んで、本を読んだりしながら静かにしていて、ちょっと動こうかなーと思ったら洗濯をしたりして。

それくらいのことで1日を過ごす。

こんな日を毎日過ごせたら幸せだなと思いながら、生きるためのお金を得るために翌日からは働きに出る。


昨日何してたか聞かれたら、「療養」と答えるような日を過ごすことは、私にとっては重要に思う。

休日は何かしていないと無理、という人もいるけれど、私は定期的に自分を完全に休ませる日を作らないと人生をこなせない。

頭も体も休むような日。

そんな日こそ完璧な休日と呼んでいる。


療養は、本当の体調不良とともにやってくることもあるけれど、その都度

あぁ今必要だったんだなと感じる。


これからも療養しながら生きていきたい。