完璧な休日

具合が悪くなってとても早くに寝た。

起きたら早朝で、夢も見ずに眠り続けていたことに気付いた。

トイレに行き、水分を摂る。

また横になり、

心地よい室温と、こうなるのを予見していたかのように洗濯しておいていた寝具のサラサラした感触と、ベッドのスプリングの心地よさに、完璧に休まっている、と感じる。


あまりに心地よくて身をよじる。

膝の裏で感じるベッドの柔らかさと、体に巻きつくリネンのシーツ、頰に当たる大きな枕のふかふかした感触。

もう眠くはなくて意識ははっきりしている。


この薄暗くて静かな空間にずっと居たい。

時間無制限に休んでいたい。

ベッドの気持ち良さを味わうだけして生きていたい。


もう数時間、自分を甘やかすために使う。

たまってしまっていた頭の中をまとめるために書きたかったブログを書き終えて投稿する。

枕に顔を押し付ける。

また眠りそうだけど、そろそろ動かないと。