仮病ゲーム

休日、目が覚めて、気だるく何もやる気が起きなくて、眠気が残っていて、

起きたとしても特にやりたいことが無いなあって時、

仮病ゲームをすることがある。


私は具合が悪い

風邪っぽい    ひきはじめみたい

ひどくならないように大事にしなきゃ

安静にしてよう

お布団に居ましょう


こんな具合のときでもぼんやりと眺めて楽しめる漫画、本、映画は元気な時にチェックしてある。


栄養をとって、

枕元に本を積み、スマホタブレットは手の届くところに。

スマホは電源を切ってもいい。その方が邪魔が入らない。

窓からの光は眩しくなく柔らかに調整し、

布団をかけてベッドに沈む。

(休日にこういうことをしたくなった時のために、休日前日に寝具を洗濯しておくなどしておくとなお良し。)


外が明るいのに布団にくるまる幸せ。

眼鏡を外して眺める文章。

なぜか目が覚めてくる。

頭が冴えてくる。


施川ユウキが自分の書籍は雨の日の来客もない完璧な休日に読みたいと思ってもらえたら嬉しいと言ってたな。

そういうテンションのものが元気なときでも好き。

ローテンションがコンセプトの本屋とかネットカフェとかあったら受け入れるられるかな…。

店内は雨の日の昼間くらいの明るさで、

置いている本や漫画、映画の内容はしっとり気分なもの、浮上したい、スッキリしたい、とかジャンル分けして…

きちんと洗濯されたブランケットとかクッションが有って、

店員さんも大声とか出さなくて良くて、

不要なサービスとかなくて…

働く側も楽かもしれない…

利益…需要…。


眠くなってきた。

眠くなったら眠っていい。仮病なんだから。寝ないと治らないし。

たくさん休もう。


夕方に起きてしまった。

何もしていない。

罪悪感。

…いや、そんなものはいらない。

仮病を良くしないと元気になれなかったのだから、有意義な時間を過ごしたのだ。

たとえ起きたら夜で、これからまた寝る…?と朦朧としようとも罪悪感を抱いてはいけない。

仮病ゲームは真面目な思考になったら負け。


水分は取りましょう。

たまに起き上がってお茶を淹れるなどするのは良い気分転換になります。


どこかでやる気が出てきたら、もしくは翌日すっきり気分が良くなっていたら勝ち。