そんなことより疲れている

筋トレがしたい。

筋肉はすべてを解決してくれるらしい。

健康、精神安定、良い睡眠、ナイスなルックス…

いろいろな素晴らしい効果があるらしい。


でもできない。

習慣化するべく試みたけど、本業プラス副業で約14時間外出していて帰って来てやる気にならない。

さらに体調を崩してうやむやになってしまった。


帰宅途中に、帰ったら何しようとか、やらなきゃいけないこととかを考えていて、

いやいや、そんなことより寝たほうがいい、と思うことが頻繁にある。

寝てない時はどうしてもポジティブな考え方ができないと分かってきた。

30歳を越えて睡眠の重要性に気付いた。


日々睡眠時間を削って貯金に回している。

そんな生活をしていて筋トレをするか…

より疲れることをやるか…

そんなことより30分でも休んだ方が良くない⁈と思ってしまい布団に潜り込む。

というより横になりたい。

横になったらもう限りなく起き上がりたくない。

みんな元気だな…と思いながらベッドにへばりつく。

泥のように

たまに「鬱っぽいな」と思う日がある。

起き上がれなくて、いつもなら楽しいことも、やらなきゃいけないこともやりたくなくて。

活字好きなのに文章を読むのも億劫で、嫌な気持ちにになることを呟かない人だけをフォローしているツイッター程度の短さや、今のしんとしたテンションに合う内容のものしか摂取したくなくて。

明るい光が妙に嫌に感じて部屋を暗くして。

体をぐんにゃりさせて横たわる。

 

鬱を経験したことはないが、誰でもなるものだから

線引きがされてないだけでこういう状態も「休むべきタイミング」なんだと思う。

 

ベッドの居心地を良くして、時間の経過を意識しないようにする。

時間は操れる。

無意味な時間を過ごしていると思うと無意味にどんどんと無くなっていく。

無限の時間を得て私は自分を回復していると信じると、ゆったりと過ごせ、数分でも有意義なものになる。

 

本当にやらなきゃいけないことなんてあまり無い。

それにいつか絶対やる気は戻ってくる。

 

深呼吸して自分の体を感覚する。

体の力を抜く。

こういう時は決まって自分が薄まっている時だから

自分の糧になるものを見聞きする。

動いたら楽になることも多いので、体と相談して軽く動く。

やりたいことから始めてみる。

頭が疲れすぎているなら気がすむまで眠るのもいい。

 

気が付いたら海の底に沈んでいたような日がある。

他の人にもこんな日があるのだろうか。

焦ると良くない気がして、自然に浮き上がるのを待つ日がある。

 

 

働き方に関心がある

ずっとよく分かっていなかったけれど、自分は働き方に興味があると分かってきた。

 

働き方、つまり生き方でもある。

 

社会に出てからどうにも職が安定せず、いろいろな仕事に就いてきた。

そのおかげで様々な経験とスキルは得たものの、

今ひとつ落ち着くことができないままだ。

 

何なら死ぬまで続けられるの分からないし、

どういう生活をどこでしたいのかもハッキリ決まらない。

 

いろいろなことをやるほど、これでいいやと思うものが見つからず、

やってみたい仕事は全て経験したが、一通りできるようになって満足してしまった。

 

かなり飽きっぽいようで、特に生活はすぐ飽きてしまう。

同じ土地にいるのもスパンは違えどそろそろ他の土地で暮らしてみたいなと思ってしまうし、

仕事も同じことばかりできない。

この道一筋何十年、みたいな人には感服する。

 

虚無を抱えてしまう。

何も余計なことを考えない、もしくはその事しか考えられないというのは強い。

あれこれ考えてしまって、あれこれやってしまうとなにもかも分からなくなっていく。

虚無が積もってきて身体が動かない日がたまに起こる。

 

ここ数年、こういったことに邪魔されてきていたのだなと最近になって気付いた。

いわゆる自分探しなんだろうけれど、

自分が何ができるのか

何をするのが楽しく続けられて、続けたいのか

どういう状態でいたいのか

 

かなり自覚の遅い、そして実はずっとしてきていて終わることなんてない予感もしている自分探しをしなくちゃいけない。

 

 

 

 

 

 

 

完璧な休日

具合が悪くなってとても早くに寝た。

起きたら早朝で、夢も見ずに眠り続けていたことに気付いた。

トイレに行き、水分を摂る。

また横になり、

心地よい室温と、こうなるのを予見していたかのように洗濯しておいていた寝具のサラサラした感触と、ベッドのスプリングの心地よさに、完璧に休まっている、と感じる。


あまりに心地よくて身をよじる。

膝の裏で感じるベッドの柔らかさと、体に巻きつくリネンのシーツ、頰に当たる大きな枕のふかふかした感触。

もう眠くはなくて意識ははっきりしている。


この薄暗くて静かな空間にずっと居たい。

時間無制限に休んでいたい。

ベッドの気持ち良さを味わうだけして生きていたい。


もう数時間、自分を甘やかすために使う。

たまってしまっていた頭の中をまとめるために書きたかったブログを書き終えて投稿する。

枕に顔を押し付ける。

また眠りそうだけど、そろそろ動かないと。




推しがいるということ

オタクの人に憧れている。


私が夢中になれるものが無いから。

私もオタクの方々のように楽しく過ごしたい。日々を充実させたい。


アニメを見たりはするが、グッズを買い漁ったりイベントに赴いたり、二次創作をしたり声優さんを追いかけたり…

したことない。

なんなら円盤を買ったこともない。


オタクの方々に憧れて、オタク生活を綴った漫画などを見て、どんなことをされて、どんなことを感じられているのかを知ることがとても好きだ。

つづ井さんが特に大好き。

あんなにあたたかな愛が溢れる生活をされていることが眩しい。


オタクあるあるとかを楽しむものなんだろうけれど、こんな生活してるんだああ楽しそう〜!!と、

キラキラでおしゃれな生活している人なんかよりよっぽど憧れる。


自分がそうなれればいいのに夢中になれないことに歯痒さを覚える。

声優さんのことを考えれば収入や日常生活などの現実を想像し、漫画のキャラクターのことを考えれば作者の存在を想像してしまうような夢を見れない体質だから。


推しがいるということは夢中になれるものがあるということ、

それしか考えない時間があるということだと思う。


どうしても暗い思考になる時がある。

そんな時、推しがいる人なら

この人のことを考えればハッピーになれる!この人のことで頭がいっぱいになる!

となるんじゃないだろうかと推測する。

なんて羨ましいのだろう。


ハッピーな時間をどれだけ長く保てるかが人生で大切なことだと思っている。

オタクの方は次々とハッピーを見つけられるみたいだ。

好きな人があちこちにたくさんいるようなものと想像する。

もしくは好きな人がずっと好きな人であり続けてくれるようなものと想像する。

それを虚しいとか気持ち悪いとか思う人が分からない。

オタクの人に混じれないけれど、憧れる世界を見るような目でいつも遠くから見ている。




羨ましい暮らし

phaさんの本や書かれた文章をいくつか読んだ。

キラキラした生活の人のエッセイとか読んでも、へー素敵〜。まあ世の中そういう人もいるよね〜としか思えないんだけど

phaさんの生活は本当に羨ましい。


好きなだけ夜更かしして好きな時間に起きる自由がある、ってところがいちばん羨ましい。



深夜が好きだ。

静かで涼しくて、頭が冴えて、

世の中に自分の部屋しか存在していないような気持ちになる。


今までの生活で自分の自由な時間であるのが深夜くらいしかなかったからか

自由というと真夜中のイメージがある。

やりたいことを気がすむまでやって、朝日を感じながら眠るのが好きだ。

まとまった時間、じゃダメで

寝なきゃいけない時間が決まっていないというのが重要だ。

起きる時間が決まっているとタイムリミットが発生する。そうなると自由とは思えない。

やらなきゃいけないことが食器を洗うとかの大したことしかなくて、

したいことを好きなだけできたら幸せだと思う。


療養みたいに生きていきたい。

空気がきれいなところで寝起きして、

激しいことはできないから読書とか散歩とかして過ごして。

具合が良くなかったらゆっくり休むこと第一で。


キラキラした生活って、だいたい朝に早く起きてヨガして、家族にご飯作ってみんなで食べる、その後パワフルに仕事をこなしてる印象。

夜はプライベートタイムだからパートナーとゆっくり、みたいな…。

羨ましさより、元気だね…という感想を抱いてしまう。

そんな生活送れるようになったとしても同じようにできる気がしない。

したいからしてるんだろうけど、私にはあれこれやろうと思う気力・体力が無い。

ひとりになりたいと切望してしまいそう。


phaさんが自分のことを〝体力がない〟と表現していて、

それだ…と思った。

1日にそんなにいろんなこと詰め込んでできない、すぐ疲れちゃうしと思っていたけど

やる気の有無ではなくて可能か不可能かの問題で不可能だったんだと気付いた。

キラキラな人たちは、体力があるんだ。

リッチな方々を見ていると、休みなく仕事関係のことをしている人は多い。

(リッチじゃなくてそういう状態の人も居るから不思議)

裕福かつ有り余る時間を過ごせる人も居る。

できることならこっちを目指したい。


何かしたら休憩入れちゃう。そして休憩時間の方が長い。


いいなぁと思う生活を送っているのが物書きと言われる人たち、漫画家に偏っていることに気が付いた。

イメージとして、仕事の区切りやゴールがあるものの、ある程度自分で配分して働くことができる内容だからだろう。

だけど、日常を知ることが多い人たちだからというだけかもしれない。

エッセイを書く人や、本業の小説の執筆かたわらにブログを書いている人やツイッターをしている人は多いし、

漫画家の人でも同人誌を中心に活動している人を多くフォローしているので、そういうイメージがあるだけかもしれない。

実際はこの先の保証もなく、自分の感性だけで生きていくことにヒリヒリしたりしているのかもしれない。



結局はなにが自分の幸せなのか、何だよなぁ。

現実とそれにずれがあると幸せじゃなくなる。

 

稼ぎが少なくても好きなことができて時間がたくさんあれば幸せか、

自分の時間がほとんどなくてもお金さえあればいいか…

幸せの形はいろいろある。

自分にフィットしているものがまだ分からない私には、phaさんの生活がいま一番響いた。


幸せになれる人が幸せになる、幸せを感じられる人がどんどん幸せになる

私のメンターの言葉だけれど、本当にその通りだと思う。

自分についてまだまだ考えるべきことがあると気付くきっかけになった。





電源をオフに

眠れない。

寝なきゃいけないのに眠れない。

そんな夜がたくさんある。


いわゆる普通に生きていくのに向かないと思う理由の一つが、寝付きが悪いという点。

どんなに疲れてもバタンキューと言われるような眠り方ができない。

あ、寝てた、と目が覚めるようなことも滅多にない。


学生の頃は眠くて眠くて仕方なかった。

最近ネットの記事で読んだのだけど、10代のうちは早起きするのに向かない身体をしているらしい。知って深く納得した。


それに朝型・夜型の分類はあるらしくて、まあ自信を持って私は夜型だ。

頭のスッキリさが段違いだし。


それにそれに、短時間睡眠も無理だ。

まぁ短時間睡眠はどんな人間にも負荷がかかるらしいけれど、たっぷり寝ないと無理だ。

休めない日が続くと明らかにパフォーマンスが落ちる。

気持ちの面でもう無理、と省エネモードに入ってしまう。自分を守ること第一で生きている。

仕事なんて知ったこっちゃない。己の安寧の方が大事だ。


そんな体質なのに、寝付きは悪い。

そして夜に元気だから夜更かしが好きだ。

読書なんて深夜にこそふさわしい。

朝日を見るとげんなりする。朝日の眩しさは暴力だ。


そうやって眠れない夜を過ごす。

電源をオフにするように眠れたらいいのに。


なぜか歯医者やヘアサロンに行くとものすごく眠くなるし、ものすごく気持ちよく寝落ちする。

宿泊施設でもよく眠れる。

人の家でも熟睡できる。

恋人の横では熟睡できない。


何が妨げになっているのかよく分からないようで、うっすら分かっているようで、

電源をパチリと切って眠りにつけるようになれたらいいのにと思って毎日を過ごしている。