良いメガネって何?

春休みということで若い子が連れ立って街で遊んでいます。

なので買い物をしている20代の方が服のついでに見に来たのであろう来店があります。

就職をきっかけに良いメガネを買いたいという方が多いです。


『良いメガネ』…質の良いもののことか、ブランド物のことか、でしょうか。


私はメガネ屋歴が長くなってきたせいか、写真とかでも低価格ブランドのメガネが分かるようになってきました…。


アパレル雑誌とかで「高見え」という表現をされますが、服って高そうとかなんとなく分かりますよね。

生地が見た目から違うと思うことが多いです。

あんな感じでプラスチックのフレームはセル生地がなんか安っぽい…とかがなんとなくですが分かるようになってきました。


本当は小さなネジの品質から全てコストダウンして作られているそうですね。

そこまでマニアックなことは勉強できておりませんが、いつかそういうことも見てみたいです。


→→→→→→→→→→→→→→→→→→→



高級ホテル、高級レストランでは客の靴を見てその人のランクを見極めるという話を聞いたことがあります。

だから靴だけは良いものを履けと言いますね。ビジネスの世界だと。

あと腕時計。

そして、メガネも見られているようです。


顔と一緒になっているものなのでそりゃあ印象を左右するんでしょうけど、

とりあえず汚いメガネの人って多いんですよね…。

メガネの質よりまず手入れした方がいい!!


メガネをきれいにする方法は、

水で洗う➡︎ティッシュやメガネ拭きで拭き取る

だけでいいです。

めんどくさいですけど、顔洗ってないのと同じなのでお手入れしましょう…!


汚れがちな鼻パッドはお店で交換してくれます。

金属部分が緑色になっているもの、プラスチックが黄色っぽくなっているもの、シリコンが千切れてきているものなどは変えるだけできれいになったように見えます。


→→→→→→→→→→→→→→→→→→→


あとはずり落ち。

お辞儀をすると落ちるようならフィッティングに問題があります。

うなずいたりするたびに上げているのは見苦しい…。

嘘かもしれませんが、メガネの鼻の所をを中指でクイッと持ち上げるしぐさは海外だとfuckなしぐさになるので問題になるって何かで見ました。本当かな。


かける人が仕事や趣味に集中できるようにする事もメガネ作りで重要な点だと思っています。


ずり落ちてきて煩わしいこととかもそうですし、かけてると痛くなるとか、重さが気になるとか。

そしてもちろん見え方も。

特に遠視や乱視は矯正したほうが物事に集中できます。

詳しく話すと目のピント合わせの話とか難しい話になってしまうのですが、

物を見ることは自律神経を使ってしています。

そのため、無意識に無理をして疲れの原因になっていることがあります。


この無意識に無理をしている、というのが厄介なんです。

自覚しづらいから。


私は近くを見る作業が多く、メガネの度数を弱めるといいと言われていたので弱めの視力に合わせたメガネを使っていました。

最初は楽になったと思っていたのですが、ほぼ毎日、午後くらいから頭痛がするようになっていました。

つらくて、休憩中はメガネ取っていました。

まさかメガネが原因で頭痛しているとは思っておらず、仕事のせいだろうと思っていました。

その後、きちんと合わせてもらったメガネを使用したところ、日常的な頭痛は全く無くなりました。

そして、私にとってのきちんと合わせたメガネは弱めのメガネではありませんでした。


実はこのようなケースはたくさんあります。


「私にとってのきちんと合わせたメガネ」は何なのか、眼鏡の専門学校に通って詳しく理解しました。

一般の方はもちろんそこまでしなくていいですが、何が原因で不調が出ているか、作業に集中できないのかは、きちんと調べてもらえば解決できることが多いです。


眼科じゃないと分からない場合もあるし、腕の良い眼鏡屋さんじゃないと分からない場合もあります。


目が疲れる方、眼鏡やコンタクトをしていて頭痛する方、肩がこる方、見え方がおかしい方は

ほうっておきがちですが、見てもらったらあっさり解決することもあります。

一度お試しください。

毎日の集中力を欠いていた原因がつきとめられるかもしれません。